ダーリンは外国人◆アルコール依存症克服チャレンジ

西洋諸国では、アルコール依存症は立派な病気であり、リハビリ施設も充実しています。外国人の夫との日本での生活は、何かとチャレンジばかりです。

アルコール依存症の夫との生活 -ブログに綴ることを決意した満月の夜

外国人の夫と結婚して6年。

最初は文化も違うしね、育った環境も違うしね・・・

などと自分の心をごまかしていたのですが、ここ1年、明らかにアルコールによる障害がひどくなっている事に危機を覚えていました。

ブログ開設にあたり「はてなブログ」を選んだのは、やはりアルコール依存症で苦しむ人のブログをはてなブログで読んだから。

切ないなあ・・・

と思いつつ、そうやって私というアルコール障害を持つ者の家族に少しだけ安らぎを与えてくれました。

私のブログも日々の葛藤と闘いを綴りつつ、いつか誰かの役に立てたらいい、そう思います。

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言動がおかしい・・

ビールを果てしなく飲める夫。

何年か一緒にいるうちに、沸点とも言える、

暴言、苦情、他人への責任のなすりつけ、下手すると暴力が出てくるのは、このくらい飲んだ時、というのが分かるようになりました。

こればかりはお酒の種類もあるし、人によるのだと思いますが、ウチの場合は500mlのビールを6缶パックを終了する頃。

これに日本酒などが加わると手に負えないことに・・・

 

以前より悪夢を見てうなされたり、眠りが浅い人でしたが、ここ1年くらいは明らかに常識のなさすぎる言動が目立ち、私も心身ともに疲れ果てていました。

たとえば・・

 

・ キッチンに、裸で座り込んでタバコを吸っている時とか

・ 腹を立てて、私が大事にしているお皿を割ったり

・ コーヒーやヨーグルトを部屋中にぶちまけたり・・

 

本当に頭にくることばかり。

そして私も怒りがマックスになってくると大喧嘩となり、力いっぱい殴られたりして青あざをつくったり、肋骨にひびが入ったりしたこの夏、いよいよヤバイ・・と思い始めました。

 

アルコール依存症は病気だと分かっていても

日本では、アルコール中毒、いわゆる「アル中」と言えばなんとなくホームレスだけのことだと思われていたりしますが、アルコール依存症は病気です。

しかも他のやっかいな精神疾患がトリガーになっていることも多く、表面だけを治療してもなかなか根本的な解決にならないことが多いように思います。

普通の病気であれば、治療に一生懸命積極的に取り組み、そしていたわるのが夫婦。

そう思っても、アルコール依存症患者との生活というのは、想像に絶するほどの辛さと心の痛みがあります。

 

だんだん、私が私自身でなくなっていく怖さ。

彼の病気が生活の一番の関心事になるふがいなさ。

自分が幸せでないことへの問いかけ。

それでも夫婦だから私が責任を持たなくてはならないのか?という心の葛藤

 

そんな思いが結構限界にきてしまったこの頃。

やっとのことで、夫が病院に行くことを了承し、断酒をスタートしたところです。

 

 


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