ダーリンは外国人◆アルコール依存症克服チャレンジ

西洋諸国では、アルコール依存症は立派な病気であり、リハビリ施設も充実しています。外国人の夫との日本での生活は、何かとチャレンジばかりです。

やっと連れていけた病院は・・・

外国ではアルコール依存症にはリハビリ施設、日本は精神科

何年間も私を含む周囲を呆れさせ、困らせてきた夫。

友人は簡単に去っていくことが出来ても、家族はそうはいかないのです。

 

もーーーっ!限界。

 

と思ったことはもちろん頻繁に。

そして離婚する!と叫んだことも数え切れず。

家から追い出そうとしたことも何度も。

 

そんな夫がやっと今年の夏、病院へ行くことを了承しました。

それは、私のことを殴って肋骨にひびが入ってしまったことがキッカケだったかな。

 

英語が出来るお医者さんを探しに探して、やっとアポイントを入れた日を心待ちにしていたのですが・・・

 

その日は朝から機嫌が悪く嫌な予感。

そして、問診票を書くときもふてくされ、診療科の名前を見て「なんで精神科なんか連れてくるんだ!」と。

 

いやさ、アメリカだったらリハビリ施設とかがいっぱいあるかもしれないけれど、日本ではアルコール依存症の治療は心療内科、精神科の中にあるのよ、と言っても聞きやしない。

案の定、英語が出来る、はずの先生は決まった質問を何度も聞き返すだけで、そして本人もふてくされているためにコミュニケーションにならず、最後には

 

「だから、薬くれるの、くれないの!?」

 

などという暴言を吐くために終了。。。。

 

せっかく病院まで来たのに、先生にも

「あんな状態で薬を出すのは大変危険です。処方できません。」

と断られる始末。

 

再挑戦、別の心療内科病院へ

英語が出来るところ・・とこだわるからチョイスが少なくなるんだわ、と悟った私は、今度は通いやすいところを探すことに。

どっちにせよ、最初は付き添う訳だから、訳せばいいか、ということで。

 

その病院の先生は、なんとなくだるそうな感じのお医者さんだけど、ゆったりとした感じで質問をしてくれました。

 

「で、辞めたいの?お酒」

「ちゃんと眠れている?」

「手の震えとかは?」

 

私はなるべく答えないようにして、本人が英語で答えるのを忠実に通訳。

とりあえずは、いきなり抗酒薬ではなく、「お酒を飲みたい欲求を押さえる」薬と睡眠導入剤を処方してもらいました。

 

これでうまくいくのか?

 

アルコール依存症

 


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