ダーリンは外国人◆アルコール依存症克服チャレンジ

西洋諸国では、アルコール依存症は立派な病気であり、リハビリ施設も充実しています。外国人の夫との日本での生活は、何かとチャレンジばかりです。

アルコール依存は悪魔に取り憑かれた病気⁈

日本の社会にいると、職場で二次会などでだらしなく酔う人をよく見かけていたものの、あの人はアルコール依存症ね、という会話はしたことはあまりありませんでした。

 

今思うと、あの人も、亡くなってしまったあの人も、きっとアルコール障害だったんだろうなと思います。

 

アルコールという言葉の語源

 

悪魔

アルコールという言葉の由来はアラビア語でal-ghawl 、精霊 (spirit) や魔人 (demon)だという話を聞いて、心底納得しました。

 

心が持っていかれる、悪魔に変わってしまう、そんな危険が待っているのです。

 

飲みすぎている時のダンナの顔、姿、言動、自分の夫とは認めたくないくらい嫌い。

 

本気でデビルだと思う。

 

実は本人もそれを分かっているようで、

 

「僕の中のデビルが出てくる」という発言をしたことがあるし。

 

もともと結婚したのも、愛情深く、笑顔が好きだったのに、飲んだ時のあまりもの変容ぶりに、なんて過ちをしてしまったんだ、と思うこともしばしばあります。

 

私にとってのデビル症状

 

彼のデビル度を表すものは、

 

1.  とにかく自分勝手、自分中心

2.  話のすり替えがプロ級

3.  なんでも思い通りにならないことは妻のせい

4.  腹を立ててすぐにどこかに出かけて帰宅するのかどうかも不明

5.  ヒートアップすると暴力

6.  言葉の暴力ともいえる、侮辱、皮肉は毎日

7.  被害者妄想がすごい

8.  常識では考えられない行動に出る

9.  自分はいつも何かに対して怒りを抱えているのに、私に「君には問題がある。アンガーマネジメントに行け」と言う

10. アルコール中心だと食事を摂らない。一緒に普通の生活を楽しめない

 

まだまだあるのですが、悲しいのは最後の10番。

 

結婚てそれぞれが自立していて、1人でも生きていけるけど、一緒だともっと楽しくなるよね!

ということだと思うのですが、ほとんどお酒を飲めない私にとってみれば、毎晩のように「お腹空いてない、夕食いらない」という状態では、なんで一緒にいなきゃいけないんだろう?と思うのです。

 

悪魔に取り憑かれたのは幼少の頃だった?疑惑

 

夫がアルコールを飲み出したのはおそらく10代後半だと思いますが、私が疑っているのは、元々の精神的な問題はもっと遡るのでは?ということ。

 

両親は離婚しており、母親も素晴らしい母親だったとは言えない環境。

 

よくありがちな、「愛情不足」で育ったため、アダルトチルドレンの症状なのではないか?

 

または境界性パーソナリティ障害

 

今までいろんな本も読みましたが、どれもこれも当てはまる気がして答えは出ません。

 

カウンセリングを受けて欲しいけれど、英語しか話せないし、かかる費用もなかなかのもの。

 

もともとある精神疾患が、何年もかけてアルコール依存症で更に酷くなっている気がしています。

 

それぞれのデビル症状がより酷く、より根深く。

 

それに伴い、私自身のメンタルがぼろぼろに崩壊していく感触があり、毎日何かしらの理由で涙が出てしまう、そんな日々を自分でも危険だと認識してきました。

 

彼の治療は大切だけど、私は自分の健康を自分で守る必要がある。

 

もっと自分を大切にしなくちゃ。

それが2019年の課題です。

 


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