ダーリンは外国人◆アルコール依存症克服チャレンジ

西洋諸国では、アルコール依存症は立派な病気であり、リハビリ施設も充実しています。外国人の夫との日本での生活は、何かとチャレンジばかりです。

AA ミーティングとアラノン(Al-Anon)ミーティング

1日に1つだけのステップを喜ぶ

 

クリスマス明けはちょっとだけお互いに心が落ち着きました。

アルコホーリクス・アノニマスAlcoholics Anonymous)、通称AAミーティングアラノンAl-Anon)ミーティングに出ると、

 

One step at a time

 

という言葉が良く出てきます。

AAミーティングは断酒したい本人が行く自助グループ

いろんな体験をシェアしたりして、自分一人ではないんだということを実感し、お互いがサポートし合って「今日一日飲まずに過ごせた」ことを喜び合い、励まし合うような場所です。

私は夫が一人で行きたがらないので仕方なくオープンミーティングに同行したことがあります。

 

その頃から家族の会があるのは知っていたのですが、なんとなくそこまで行動を起こす気持ちになれずにいました。

しかしながら、最近になって自分自身のメンタルヘルスも心配になってきて、やっとアラノンミーティングに出ることに。

 

アルコール依存患者の家族や身近で影響を受けている人達が集まるアラノンミーティングでも、AAミーティングと同様、12のステップや12のトラディッションに基づいてお互いにシェアし、心を支え合います。

そこでも言われる ’One step at a time’ の意味を私なりにいろんな場面で当てはめてみることにしました。

 

例えば、複数の事を相談すると混乱してきて終いには夫がイライラしてきて理不尽なことを言い出して、そのうち私がイライラしてくる、という負のスパイラルがよく起こります。

 

なので、そんな時には

「今日相談するのは〇〇1つだけ」

というように自分で決めて、今日相談することによって得られるかもしれないメリットを無駄にしてでも明日以降にしよう、という風にします。

 

また、理不尽なことや皮肉を言い出されてイライラしてくる時は敢えて応答せずにスルーすることにしました。

無視された、と思われない程度にです。

 

そんな小さな工夫によって、ちょっとだけ平和が訪れたりすることが体感できると私の心も少しだけ安定。。。

 

そうやって毎日1つずつ。

 

自分自身を誇りに思う

 

そして、今日はこんな言葉に出会いました。

 

You might be sad because you've been through a lot, but you should also be proud of yourself for being strong enough to make it through it.  

大変なことばかりあって悲しいと思うかもしれないけれど、その大変なことを乗り越えるほど強いあなた自身を誇りに思わなくては・・

 

今、一つ一つ学んでいる事も人生の一つの経験で私に与えられた使命なのかもしれません。

 

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