ダーリンは外国人◆アルコール依存症克服チャレンジ

西洋諸国では、アルコール依存症は立派な病気であり、リハビリ施設も充実しています。外国人の夫との日本での生活は、何かとチャレンジばかりです。

アラノンミーティングに再び参加

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12 steps

 

 

最後に書いてから数ヶ月経ちました。7ヶ月続いた夫の断酒は、何かしらにキレた時に再発してしまいました。 何かしらまた飲み始めるきっかけを探していたのでは?とすら思います。

断酒していても嫌な性格は治らなかったけれど、飲み始めればやはりもっと嫌なやつ。おまけに酒臭いし、目が据わってくる感じです。

何がきっかけで切れたかは、彼の心の動きで勝手にいろんな過去のことを持ち出して怒りまくって、離婚だーーとTEXTしてきたり、叫んだり。 

 

なので、もう、私としては手の施しようがありません、といった感じなのです。

一旦飲みぐせが戻ってしまうと、ビールのトール缶を6本パックで買ってきては、飲んで、隠して、また外に出て飲んで、朝になるとまず出かけて外で飲んできて、家の中では缶の数が少なく見えるように工夫し・・・ 

 

また、以前と同様、あらゆるところに飲みかけや空っぽの缶を見つけるようになりました。

逮捕事件があってから、勾留期間に飲めなかったことを機にいいチャンスと思って断酒していてそれは偉いと思っていたけれど。。せめて1年続いたら立派だと思っていたのに。とても残念です。

 

この機に、私も相当参っているので、アラノンミーティング(アルコール依存症の家族を持つ会)をオンラインで探し始めました。以前、教会に通ったことはあったけれど、今はコロナ禍なのでオンラインでないかな、と。

アプリがあって、たくさんやっている様子。 日本の朝、アメリカの夜にやっているミーティングを見つけ、時々参加するようになりました。リアルより、オンラインのほうがなんとなく素直になれるような気がしました。

 

いろんな人の話を聞いていると、アルコール依存の人の行動パターンは本当に似ていて、家族がズタズタにされています。みんな泣きじゃくりながら話たりしていて、あー、私一人じゃないな、と実感。 アラノンに出ている人は男性で、妻がアル中、もいれば母や娘がアル中、もいます。でも圧倒的に多いのは夫がアル中。 

 

自分は何も悪くない、自分を取り戻さないとだめ、離れないとダメ、などの学びがあリます。

昨日は、初めてシェアをしてみました。100名くらい出ているミーティングなので勇気がいったけれど、私のなかで何かが吹っ切れてきており、この何かスッキリした気持ち、立ち上がりつつある自分自身のことを記憶しておきたくて、シェアしました。

 

顔はほとんどの人が隠しているし、ハンドルネームだけど、アラノンのような場所は必要だと思います。そうでないと、普通の人はわかってもらえないから。 夫もAAミーティングに真面目に出て、人生を立て直して欲しい、切にそう思います。

 

今、私は自分の健康と幸せのために、あなたから離れようと自身を奮い立たせています。

でも、心底嫌いになった訳じゃない。だからこそ、ちゃんと自立して、しゃんと生きていけるような人間になって欲しい。 そう心から思います。