ダーリンは外国人◆アルコール依存症克服チャレンジ

西洋諸国では、アルコール依存症は立派な病気であり、リハビリ施設も充実しています。外国人の夫との日本での生活は、何かとチャレンジばかりです。

気が狂っている・・・そして自身も。

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アルコール依存症の家族と四六時中一緒に暮らしていると、なんでもないことで嫌な顔をされたり、自己中ぶりに振り回されたり、予定していたことが直前でキャンセルになったり、行くと言っていた小旅行に前日に行かないと言い出したり・・・そんなことが日常茶飯事に起こります。

 

なぜ私が怒りを感じるのか・・・というところは全面的に棚にあげて、「君はアンガーマネジメントコースに出たほうがいい」と真顔で言われると「はっ?」と思ってしまいます。

 

何度も言われているうちに、確かにちょっと最近切れやすいかも・・・と思うようになったりするのですが、よくよく考えて見たら喜怒哀楽というのは普通の人間の感情であって、怒っている時に、私は怒っているのよ、と伝えて何が悪い?とも思います。

そもそもアンガーマネジメントはどうマネージするか?という話であって、怒ってはいけない、ということではないですし。

 

そうやって何が正しいのか混乱させられ、ちょっと精神的に弱い人だと「私はダメな人間だ・・・」と感じてしまうこともあるようです。

 

アラノンミーティングに出て色々な話を聞いていると、全く同じパターンの経験をあまりに多くの人がしているので、

 

「あー、そうそう、これは病気だった。頭にくることを言われてまともに接した私が馬鹿だった・・・」

 

と我に帰ったりします。

 

今夜もそんな感じでした。

だからこそ、アラノンが提供しているCourage to Change」や、「One Day at a Time In AL-ANON」「Hope for Today」などの本に毎日のように立ち返る必要があるのでした。

 

だけど、関係が良いときはその必要性を忘れてしまい、もう大丈夫な気がしてしまうもの。そして数週間で再発してまた我に帰る・・・ミーティングに戻る、初心に戻る、この繰り返しです。 

 

実際、ミーティングは温かいお互いへの思いやりと愛に溢れています。そこにいるだけで心が落ち着いてくる感じ。

夫もAAミーティングに出てくれれば少しは違うのに・・・ 自分には必要ない、と思っているところが心底病気だと思っていない、病気を舐めている、と私は思っています。

飲んだ時にどこまでおかしくなっているか?それが断酒しても根本の考え方はおかしなままだったりすることが自分では非常に気付きにくいということが本人には分からない・・・家族はとってもストレスフルです。

 

そろそろ限界だなあ・・・と思いつつ。 アラノンでスポンサーが必要かもしれません。

岐路がそこまできているように感じるこの頃です。